母親の 『破棄』 を免れた遺物、いろいろ紹介するぞのコーナー、10回目。
Dungeons & Dragonsベーシックルールセット。
発売元 : 株式会社新和。
いわゆる、テーブルトーク・ロールプレイングゲームのセット。
RPGとの出会いは、FM-7版のブラックオニキスやハイドライドが最初だが
そちらは記録容量の少なさから、非常に底の浅いゲームとなっていた。
もっと複雑で、もっとおもしろいRPGを遊びたいって渇望していた時
D&Dの存在を知った。
当時、愛読していたSFマガジンか、ログイン誌で紹介されていたのかもしれない。
マイコンRPGと比べると、無限の選択肢、数多くの魔法や武器、人間以外の種族、
ドラゴンを始めとしたファンタジーな敵の数々。
子供の胸をときめかせるには充分なゲームであった。
購入は、確かボードゲームの置いてあったデパートの玩具売場あたりに注文し、
取り寄せてもらったと思う。
家に持ち帰り、ワクワクしながらシュリンクを破る。
そして、オープン。 o(^-^ o ) ワクワク♪.
中身は、プレイヤーズマニュアル、ダンジョンマスターズルールブック、
各種ダイス、正誤表の紙ペラ。
あ、あれ? (・ω・`) ?
厚さ5mmくらいの本が2冊とダイスだけ???
値段は失念したが、定価で3~4Kくらいしたんだよ・・・・・・
( ちなみに、ダンジョンモジュールB3 アリクの瞳は別売り。
ルールブックだけでは遊べないって知っていたから、
初心者用のシナリオブックも同時に注文していた )
恐る恐る冊子を開く。
読む。
内容を理解する。
ようするに、D&Dは一人のダンジョンマスター、多くのプレイヤーに分かれて
遊ぶゲームらしい。
市販のシナリオ、あるいはダンジョンマスターの作成したシナリオに沿って
マスターは逐一状況を説明。
( この部屋には、隅にキャビネットが置かれている。
壁には不気味な肖像画が飾られていて、あなたを睨んでいる、とかね )
各プレイヤーは自分のキャラクターに何をさせるか発言する。
マスターは、手元のシナリオを確認して結果を示す。
( キャビネットを開けようとしたら、毒針が飛び出した、とか
隣の部屋に隠れていたゴブリンが襲ってきた、とか )
それで、付属のダイスを振って、当たり判定とダメージの決定。
最終的に、財宝を手に入れたり、目標のモンスターを倒すと経験値獲得。
次回の冒険では、キャラが生長し、少しだけ強くなる。
もちろん冒険の途中で、プレイヤーが全滅ってこともある。
その辺のバランス取りは、ダンジョンマスターの手腕。
かいつまんで説明すると、そういう事。
読んで、感じた。
定期的に複数人集まらなければいけない。
そのたびにマスターはシナリオを購入するか、作成しなければならない。
ある程度強くなると、エキスパートルールセットを追加購入。
そもそも、テーブルトーク・ロールプレイングに興味がありそうなヤツ・・・・・・
こういう趣味のサークルにでも参加していれば良かったんですけどね。
そんなの知らないし。
プレイは早々に諦めました、ハイ。 。°(´•ω•̥`)°。
.