アパッチ野球軍⑥
さて、数少ない野球道具で練習を始めたアパッチたち。
さっそく草むらでボールが紛失してしまいました。
ボールが一つしかないため、見つからないと練習が続けられません。
みんなで必死に探しますが、どこを探してもボールは出てきません。
一旦、主人公が探すのをやめさせ、食事をごちそうします。
その食事の席で、
「おらが馬鹿だったんじゃ。町で無駄遣いしなければよかったんじゃ」
後悔しているモンキーが泣き叫びます。
その通りです。
さて、紛失したボールですが、オケラを買収したコウモリが盗み出していました。
その理由は、主人公がよろず屋から野球道具を買わなかったからです。
そんな子供の嫌がらせを見た、よろず屋の一言。
はっはっは、お前も中々やるやないか!!
この親にして、この子ありです。
ところが、皆が必死でボールを探す姿を見て、オケラも後悔し、
その値段、なんと50円。
引き下がらないオケラに対し、
「ざまあみろ、俺や父ちゃんに逆らって、野球なんかしくさりやがって!」
コウモリがオケラを痛めつけます。
「おい、そのボールを返してやんな」
コウモリが驚きます。
「俺を裏切る気か」
「バカヤロ、なめるない。俺はどっちの味方でもねえ。ただ筋の通らないことは
大嫌いな性分でな」
網走のやっている事は正しいと思います。ナイフで脅している点を除けば!!
なんとか無事に、ボールは皆のところへ帰ってきました。
いやぁ、それにしても、野球をやるってことは、本当に大変な事なんですね。
まだ、続きます。
# by myst_1990 | 2013-02-02 21:00 | 映像・音楽・本 | Comments(0)