実録、入院日記! 1
なぜにそのような状況になったのか、CLUB 80's 番外編として、
入院日記を認めたいと思います。
10日、風邪で朝から体調が悪く、仕事を休みました。
近所の内科医に診てもらいましたが、漢方薬を処方されただけ。
11日、体調が悪く、仕事休み。 どうにも胸の息苦しさが消えません。
夕方になって、熱はやや下がってきましたが、胸の苦しさはいよいよ酷くなってゆきます。
たまらず、再度同じ内科医を受診して、今度は血液検査とレントゲンを撮ってもらいました。
結果、軽度の心筋梗塞や狭心症の疑いがあるため、紹介状を書くので、
至急病院を受診するようにとの事。
えっ、心臓?
風邪をこじらせて肺炎にでもなったかと思っていたので、まさかの診断結果。
ところで、紹介状を含めた2度の受診料は、しっかりと取られました。
(最初の漢方薬代、返却させてくれ)
帰り際、病院の救急に電話を入れておいたので、至急訪問するよう念を押されました。
さて、医院の指示通り、直接病院へ行きました。
すでに夕方6時を過ぎていたためか、救急外来の窓口です。
救急の窓口を訪ねると、内科医から連絡がいっているだけあって、スムーズに事が運びます。
すぐに医療室へ呼ばれ、横になりました。
まずは問診から。
周囲には医者の卵がウジャウジャといます。
そして採血。本日2度目。 血圧。心電図。鼻からの酸素チューブ。
それらの結果を待つ間、すぐに点滴を吊るされました。
( 何か、病人フルセットです )
横になったまま、今度は心臓超音波検査。そして胸部レントゲン。
再度採血。今度は手じゃなくて、足の付け根からです。
(なぜ付け根から採血? との疑問はありましたが、胸が苦しく疑問を挟む余裕はありません)
あ、そうそう、足からの採血の前に、剃毛されました。
下ろしますよ~って男の看護師さんにパンツずり下げられて。電気カミソリで雑に。
ここで、少し先生から話を聞きます。
「今日はこのまま入院してもらいます」
え、入院? すぐこれから?
予想外の展開。
ここで着てきた服を着替えさせられ、病院服にお召し替え。
続けざまに尿道カテーテル (おしっこの管) を付けられます。
「ちょっと痛いかもしれませんが、我慢してくださいね」 なんて云われて、
男の人にチョイと摘まれ、そのまま尿道カテーテルをズブズブと入れられ・・・・・・
それにしても、入院を通して、この尿道カテーテルが一番苦しかったです。
尿が出たい感じがするわ、動くと痛いわ・・・・・・
例えるなら、お尻の穴に棒ヤスリを入れられたような感覚でしょうか。
いや、誇張じゃなくて!!
ご年配の方なら感覚が鈍磨して、少し楽らしいんですけどね。
(ところで、この辺の検査は、少し前後しているかもです。
なんと云っても、胸が苦しくて、ぐったりしたままでしたから)
検査の準備でしょうか、いったん安静にさせられます。
それにしても・・・・・・この診察室、壁が薄いんでないの?
隣の部屋で話している研修医さんの話し声が、まるわかりです。
「考えられる心臓の病気・・・・・・」
「クスクス・・・・・・」
「そういえば・・・・・・」
まるで耳元で囁かれているようです。
準備ができたのでしょうか、今度は別室へ運ばれます。
心臓カテーテル検査と云うものを行うらしいです。
すでに家族も駆けつけて、検査の同意書を記入した模様。
手術室のような部屋に運ばれ、検査開始。
右手首に局所麻酔をかけられます。手首の血管を切り裂き、そこからカテーテルを挿入。
しばらくすると、
「はい、手が冷たくなるように感じますからね」
その瞬間、本当に指先がスッと冷たくなる。
ところで検査の途中、
「そっちの機械、繋がっていないと造影できないんじゃない?」
不穏な声が聞こえてくる。
「○○君は?」
「もう帰りました」
「これだけいて、誰もできないの?」
次々と飛び出す、不穏な言葉。穏やかな口調だけど、すべて聞こえているからとても不安です。
しばらくして、なんとか機器が接続できたんでしょうな。
ようやく検査が続行されました。
「造影剤を入れます。胸から上が、熱くなります」
急に、顔がポッと火照ります。
「血管のほうは、大丈夫そうですね」
嬉しい言葉が。 (〃´o`)=3 フゥ
カテーテルを抜くとき、デロッと血液が流れ出る感じがしました。
まあ、手首の血管切ったからね。 ココ ↓
再度診察室に戻り、先生から話を聞くと、
「急性の心筋炎のようですね。 例えるなら、心臓の風邪ですな」
患者を安心させるためでしょう。手短な説明です。
それにしても、心臓の風邪って・・・・・・
「入院はどれくらいになりそうですか?」
「回復の度合いにもよりますが、まあ1週間から10日ってところですね」
( 家族は、年内の退院は無理だろうと聞いていた )
さて、その夜ですが、看護師さんが24時間常駐する、集中治療棟行きとなりました。
夕方5時頃に医院を受診してから、色々と検査し、この時すでに午後9時を廻っておりました。
続く。
by myst_1990 | 2014-12-20 21:05 | 雑記 | Comments(2)