シネマ旭の解体 2
シネマ旭解体の特集2回目です。
屋上の一角、この部分が何なのか。
内部からは、このような景色が楽しめます。
実は屋上にあった施設への上り口だったのですね。
屋上は、ローラースケート場、バッティングセンター、ゴルフ練習場を経て、
昭和50年前後には、使用されなくなったとのことです。
初めて知りました。
広々としています。
このような看板も残されていました。
歴史を感じさせる自動販売機が横倒しになっていますね。
シネマ旭の撤去は、現在も続いています。
椅子の一部は、営業が終了した後、山形まなび館 (山形市立第一小学校・旧校舎)に
譲られていました。
まもなく撤去されて、跡地は駐車場に。
山形の歴史が、また一つ失われようとしています。
それにしても、歴史ある山形のシンボルが次々と取り壊されますね。
シネマ旭、シバタモデル、藤田菓子店・・・・・・
これらの建物は、もはや文化財としても、おかしくなかったのでは?
現在も県道18号 (旅篭町~十日町へ続く一方通行の道) の拡張に伴い、
脇の建物が次々と撤去されています。
護国神社前、新築西通り、羽州街道の建物など、無残に根こそぎ撤去されましたし。
利便性のために道路を拡張し、無機質な建物を増殖させるよりは
川越市の蔵作りの町並みのように、貴重な大正~昭和の建築物を
観光資源として利用したほうが、
よっぽど有益かと思えるのですけどね。
建物を移築して、昭和の面影が色濃く残るセピア色の建築群、
それこそ町全体をリアル三丁目の夕日にしてしまえば、
川越市のように、全国から観光客が群がりますよ!!
役所の方々は、残して利用するよりも、壊すことにご執心なようですし。
こんな魅力の無いミニ仙台のような町には、観光客なんてとてもとても・・・・・・
廃れる一方でしょうね。
誰も責任を取らないまま・・・・・・
by myst_1990 | 2013-10-14 21:00 | 雑記 | Comments(0)