TAITO Chack'n Pop ちゃっくんぽっぷ
( いや~、レビューにえらく力が入りました )
上質なアクションゲームでありながら、アーケードではヒットしなかった悲劇の作。
可愛いキャラクターを前面に押し出し、実際にプレイしてみると、凝ったギミックやボーナス、
戦略性など、やりこみ要素は満載なのですが、難解っぽい操作性が敬遠されたのでしょうか?
基盤の出回りも少なかったようです。
自分も、山形市七日町のジャック&ベティ (記憶に間違いが無ければ) で短期間垣間見た
記憶があるだけです。
パッと見、第一印象は、「何か面倒くさそうなゲームだなぁ」でした。
どちらかといえば、バンと撃って、ボゴンと破壊できるシューティングに爽快感を求めていた
時期でもありましたのでアーケードでは未プレイ。
FM-7シリーズのテープ版を所持していますが、やはりオリジナルのアーケード画面を
ご紹介します。
インストも可愛さ満点。
こちらがタイトル画面。
ゲームを始めてすぐに、「もんすた」と呼ばれる敵が、「ちゃっくん」と「ミスちゃっくん」の
ハートを咥えて、持っていってしまいます。
取り戻して!! と云われたらNOとは云えないちゃっくん、
もんすたを追って、迷路の中へ飛び込みます。
えらいぞ、ちゃっくん!!
当時のゲームにしては珍しい、トレーニングステージ。
ここでちゃっくんの操作を学ぶことができます。
こちらが1面。
爆弾をポトリと落として、
ハートの檻を破壊。
逃げ出したハートが右上のブロックを崩してくれますので、そこから脱出しましょう。
もんすたを一匹も倒さなければ、20,000点のボーナスとちゃっくん1匹追加。
1面と2面で可能です。
卵から孵ったもんすたを全滅させると5,000点のボーナス。
卵を壊したり、もんすたを残して脱出するとノーボーナスです。
2面、ハートの檻が、2ヶ所に増えます。
2面をクリアすると、コーヒーブレイク。
上部でちゃっくんを岩で閉じ込めようとする、タイマー役の「まいた」を
次々に押しつぶしてゆきます。
でも、最後のまいたに逃げられ、ちゃっくんズッコケ。(死語)
3面では、爆弾で破壊できる壁 (アイスブロック) が登場。
変に破壊すると、ちゃっくんは立ち往生してしまいます。
4面ではウォーターボトルが登場。
爆弾で壊せば、面の様子が一変。水の中では、ちゃっくんが泳ぐことが出来る代わりに、
爆弾の爆発が小さくなって、もんすたを倒しにくくなります。
5面ではムービングブロックが登場。左右に往復運動をしていて、
ちゃっくんのみならず、もんすたも挟まれると潰されてしまいます。
爆弾で複数のもんすたを同時に倒すと、まれにスーパーハートが出現。
これを取ると、体当たりでもんすたを倒せるようになります。
強いぞ、ちゃっくん!!
コーヒーブレイク2。
ミスちゃっくんをもんすたがいじめています。
そこに登場したのがデカちゃっくん。
もんすたを踏み潰して、ラブラブです。
6面。
7面。
8面、再度ムービングブロックの登場。
コーヒーブレイク3。 もんすたを追いかけるスーパーちゃっくん。
ところが、突然もんすたが合体。
ちゃっくんは食べられてヘナヘナ。いや、これはないでしょう。
9面ではウォーターボトルが再登場、より難易度が上がります。
10面、ムービングブロック。
11面、アイスブロック。
コーヒーブレイク4。 もんすたに追いかけられる二人の前に、愛の風船が!!
無事に掴まって、バイバーイ。ちゃっくんの表情が良いですね~。
12面。ムービングブロック。
13面、アイスブロック、最終面です。
で、全面クリアすると、エンディング。
おめでとう、ちゃっくん!!
さて、アーケード版ではセールスに失敗したChack'n Pop、しかしニデコムキャリーから
パソコンへの移植版が発売されますと、状況は一変。
「何、このゲーム? 面白ぇ~」 と皆がChack'n Popの面白さに目覚めます。
自分もその一人。FM-7でメチャクチャやりこみました。
セールス的にも、様々な機種に移植され、パソコン版はそこそこ売れたようです。
更に、もんすたなどはバブルボブルなどにも再出演し、ちゃっくんと共に
長く愛されるキャラクターとなったのです。
そんなちゃっくんLOVEな自分ですが、Chack'n Popのゲーム基盤を探しています。
けど・・・・・・
三輪サンちゃん並の超レア&高額基盤なので、まあ、購入は無理でしょうな。
by myst_1990 | 2013-06-21 21:00 | アーケード | Comments(0)