SEGA アッポー
こちらのゲーム、実は非常に想い入れの深いゲームです。
その理由は後ほど。
今となっては意外とオーソドックスなスタイルですが、
ゲームセンターに初登場した当時、我々に熱狂と興奮で迎え入れられたゲームです。
それだけプロレスが熱かった。
馬場、鶴田、ハンセン・・・、、猪木、藤波、長州・・・、
誰が誰と闘って、誰がどのように勝ったか、周囲の連中は必ず知っていましたし。
また、それ以前のプロレスゲームといえば、ザ・ビッグプロレスリングくらいですか。
このゲームが世に出たから、それ以降のプロレスゲームの方向性が決まったとも
思えます。
上の8人のレスラーから一人を選択し、残りの七人と対戦を繰り返して行きます。
3本勝負で、フォールかリングアウトで先に2本先取したほうが勝ち。
レフリーは山本小鉄似。
版権の都合か、レスラーが実名ではありませんが、当時のプロレス好きが見たら
どれがどのレスラーか一発で分かります。
必殺技や耐久力まで、実際のレスラーに似せていますし。
しかも隠し技まであるといった徹底ぶり。
ところで、なぜ思い入れが深いのかと云いますと、
私が学生の頃、山形市七日町のキャロットで、初めてカンストしたゲームでもあるからです。
私がこのゲームをプレイしていると、「この人は絶対にカンストする。」「すごすぎる」など
賞賛の嵐でした。 ヾ(*^。^*)ノ
しかも当時のゲームセンターでは、壁に貼られていたハイスコアの記録を更新したり
カンストすると、1ゲームサービス、グッズのプレゼント、ゲーム大会への参加など色々な
特典がありました。
キャロットでもあったのかな。忘れました。
また当時、ゲームをカンスト(カウンターストップ)すると云うのは、ゲーム好きにとっての
一種のステータスでもありました。
例・・・ゼビウスでの1,000万点到達など。そこまでに7~9時間はかかるため、恐ろしい時間の浪費が必要。店側の迷惑などお構いなし。しかしそれでも友人に話すと羨望のまなざしで見られるため、貴重な時間をドブに棄て挑戦する者多数。
ただ私がアッポーをカンストした頃になると、他にもボツボツとカンストする者が出始め、
残念ながら僅か2~3日の差で、最初のカンスト者にはなれませんでした。
ハイスコアの短冊も最初のカンスト者のみ。
ρ(。 。、 ) 残念。
ちなみに、ブッチーは自分で選択すると激ヨワですが、敵に回すとサイヤ人に変身します。
by myst_1990 | 2012-09-16 21:00 | アーケード | Comments(0)