ジャッキーチェン 少林寺木人拳 3
少林寺木人拳のレビュー3回目です。
ジャッキーチェンが、与えられた水汲みの仕事をようやく終え、
坐っていると、
「何をしている、怠け者め、まだ終わっておらんぞ」
「おい、斧を渡しなさい」
と、副館長の容赦ない言葉。
「よく聞くんだ、少林寺で修行を続けたければ、毎朝水を汲み、午後は薪を割って、
夜は座禅を組むんだ。戒律を守れないようなら、今すぐここを出てゆけ」
「ここにいたいなら、与えられた仕事をこなすんだ」
ジャッキーは這う這うの体で薪を割ります。
しかし、ふとした瞬間に思い出すのがこれ、
自分の父を亡き者にした暴漢。
追憶に浸っていると、そこに来た、少林寺の酔っ払いオヤジ。
「なんだ、巻き割が辛くて泣いているのか?」
「これぐらいでメソメソ泣いていたら、少林寺の厳しい修行についてゆけんぞ」
ジャッキーは首を振りますが、
「水汲みや薪き割りはすべて少林寺の基本だぞ。重い桶で足の筋肉を鍛え、
薪を割って腕の筋肉を鍛え、技を覚えたいなら訓練することだ」
ジャッキーは思わず土下座します
「なんだ?わしにカンフーを教えて欲しいのか?」
ジャッキーの頷き、
「ああ、わしには酒の飲み方しか教えられん。生臭坊主なんだ。 じゃ仕事に戻れ」
と、素っ気無い言葉。
次回に続く!
by myst_1990 | 2014-11-02 18:02 | 映像・音楽・本 | Comments(0)