KONAMI SPACE WAR
関連するものは、何も所持していないのですが、どうしても
紹介したいゲームであります。
当時、山形市の城南陸橋下にあった 10円ゲーセン、通称「焼肉屋」に
設置されておりました。
焼肉屋と呼んでいたのは、三小だけですかね?
本当の店名は知りません。
インベーダーと同時期の、モノクロ画面が主流だった頃のゲームです。
1コインで、VS 人と、VS CPUの選択が可能でした。
人との対戦ですと、「1回目は自分が出すから、2回目は○○君が出してね」と
最初に10円をテーブル上に出し合い、2ゲーム1セットで遊んでおりました。
(そうしないと、絶対にタカる奴が出てきましたから)
CPU戦でも、人との対戦でも画面は同一。
人との対戦では、テーブル筐体に向かい合ってのプレイです。
操作するのは下の砲台です。途中の障害物を避け、上部の敵砲台を破壊します。
エネルギーの概念があり、レーザーを連続で打ち過ぎると、敵砲台まで
届かなくなってしまいます。
エネルギーはFUELで表示されていますね。
持機は5機で、それがすべて破壊されるとゲームオーバーです。
しかし対CPU戦では、敵機が手強く、通常は5~6機破壊できれば良い方でしたね。
プレイ時間も数分で終了と短め。
人との対戦ですと、途中の障害物をすべて消してから撃ち合うなんて
プレイもできましたが。
それにしても、この機種を本当の名である、SPACE WARと呼んでいる友達は皆無。
全員がレジャックと呼んでおりました。
だって、通常はタイトルが表示される位置にデカデカと社名が!!
こりゃ、間違いますよ。
(レジャックとは、現在のコナミです)
さて、この焼肉屋ですが、さほど広からぬ店内に20台ほどのテーブル筐体が
設置してあるだけの無人店でした。
その他には10円の両替機だけ。
10円が呑まれると、裏の経営母体 焼肉屋に返金してもらいに行くといったスタイル。
無人店のため、当然なことに、貧乏で暇そうな不良がよくタバコを吸いながらプレイしていました。
不良に絡まれたことも多々ありましたが、いつも必殺技を使うため、
金を巻き上げられたことはありませんでしたね。
その必殺技とは・・・・・・
全力で逃げる!!
これに尽きます。
危険な店ではありましたが、10円でプレイできる魅力には敵いませんでした。
by myst_1990 | 2013-03-30 21:00 | アーケード | Comments(0)