アパッチ野球軍④

アパッチ野球軍のレビュー4回目です。

前回ちょっとだけ生徒たちの呼び名に触れましたが、分かりやすいように、

メンバー全員の分を先に記載しておきましょう。



いやはや、それにしてもメンバーの 蔑称 ニックネームは凄いです。

1番大学 (真面目な秀才)、2番モンキー (サルに育てられた)、

3番ハッパ (飯場のダイナマイト管理者の息子)、4番材木 (木こりの子)、

5番網走 (父親が網走刑務所帰り)、6番ダニ (ダニがいて近づくと痒くなる)、

7番コケラ (オケラの弟)、8番花子 (村長の娘)、

9番コウモリ (よろずやの息子で金次第でどちらにも付く)

それにしても、ダニとかコウモリとか呼ばれて、何で平気なんでしょう?



さて、生徒たちとの信頼関係も深まり、いよいよ野球道具を揃えようとする主人公。

ところが村の「よろず屋」が自分のところから野球道具を買えと云ってきました。

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ダム派のトラックに町まで乗せていってもらったのに、露骨に高い値段で道具を売りつけようとする

よろず屋に主人公は反発します。

校長にまで陳情に来たよろずや。校長は村の寄付で野球部が成り立っているため、

道具は村で購入してはどうかと持ち掛けますが、寄付をしてくれた村の人々のためにも

高い道具を買うわけにはいかないと拒絶する主人公。

しかし、町のスポーツ店から届けてもらおうとしても、よろず屋が根回しして売ってくれません。

町まで買いに行こうにも、ダム派のダンプ以外には、村にあるのは村長の馬車だけ。


そんな折、村長の娘が馬車を勝手に持ち出し、これで買出しに行くよう主人公まで

届けてくれました。

無事に材木と買出しに出発する主人公。

しかし、道の途中が崖崩れで、馬車では通行できません。しかたなく、材木とモンキーに金を預け、

買出しを頼むのですが・・・・・・


そのことを校長に話すと、校長は露骨に心配をします。

「そりゃあ、まずかったの」

「どうしてですか、僕は二人を信じています」

「金じゃよ。山で育ち、これまで小遣いと言えば100円玉しか持ったことのない子供が1万円札を

もったらどうなる。しかも5枚じゃ。行き先は町じゃ。見たことの無い、色んなものがいっぱい

売っておる。旨そうなものもたくさんあるじゃろう。買うな食うなというほうが無理じゃ」

とても校長の言葉とは思えません! 類人猿、まったく信用無し。



さて、道なき道をかきわけ、材木とモンキーが町まで辿り着くと、すっかり夜も更けていました。

そりゃそうです。なんと云っても、小さな町に出るだけで数十キロ。

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上は、野球用品を買出しに行った二人が、物珍しげにドライブインの中を覗いているシーン。

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食い逃げと間違われ、「食い逃げじゃねぇ、金なら持っている」 と見栄で一万円札を差し出し、

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「どうだ! この店で一番高いものをもってこい」 と野球道具を買う金で大食い。

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更に、叱られるんなら100円使うも1000円使うも同じだと、残った金を山分けし、

その横領した金で豪遊。

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いやはや、恐ろしく人間味あふれたストーリー。

当時の子供たちが熱狂した理由を少しは分かっていただけたでしょうか。


しかし、まだまだアパッチの魅力をお伝えするには不十分のため、次回に続きます。
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  by myst_1990 | 2013-01-23 21:00 | 映像・音楽・本 | Trackback | Comments(0)

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